2011年08月02日

尊大な父との別れ

7月7日七夕の払暁、父が亡くなりました。
2日前の仕事中の事故で、
脳挫傷、心肺停止となり、
64年の生涯を閉じることとなりました。

父は、富士吉原の貧しい家庭で育ち、
苦学の上、就職そして独立しました。
多くの建築業がバブルの波を受けるのと
同様に90年以降は、首の皮一枚つながった
状態で辛うじて会社と仕事仲間を守ってきました。

そんな厳しい財政状況に関わらず、
留学していた私を、最後まで支援してくれました。

目を閉じれば、
脳裏に蘇る父の現場姿。
大変な仕事でも、音を上げずに
汗を垂らしながら、一人で黙々と
やり遂げる強さ。
私もほんの少しだけども、
小さい頃から仕事を手伝い
そんな姿をずっと見てきました。

あっぱれな父に悲しい悔しさと
崇敬の念と慕情の想いを持って
これから長い時間をかけつつ
気持ちを整理・昇華していきたいと
思っております。

皆様には、大変ご心配をおかけいたしましたが、
父の心と皆様の心を背に感じ、
一歩一歩前進してまいります。

今後とも、末永くよろしくお願いいたします。


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Posted by a2yo4 at 00:04│Comments(3)その他
この記事へのコメント
佐野淳祥様

ご尊父様のご逝去 改めてお悔やみ申し上げます。

私も13年前に突然 父を亡くしましたが、時間の経過と共に
それを受け入れ、最近は自分に置き換えるようになりました。

その父が生前親しくして頂いた眼鏡店のご主人が、昨日お亡く
なりになり、父に報告したところです。

人は誰もが老いて、死に、そして次の世代に交代して行きます。

今、我々にすべきは何か…
先人に学んだ出来事を、後世につなぐ懸け橋として、これから
の時代を担う子供達の「お手本」にならねばなりません。

どうぞ、折に触れて、お父様の想いをご家族にお話し下さい。
お父様がなされたことを、ご家族にしてあげて下さい。
Posted by 竹村祐輔 at 2011年08月02日 08:38
御尊父のご冥福を心よりお祈り申しあげます。

個人的にも佐野氏の御尊父には、お世話になりました。

近いうちにお会いしたいと思っていた矢先故、悔やんでなりません。

私には、大変寛大に接していただきました。

とても偉大な方を亡くされ残念です。
Posted by 湯谷武史 at 2011年08月03日 13:01
佐野君、どうも気づかなくてすみませんでした。
お父様が亡くなられたこと、お悔やみ申し上げます。
偉大な父を亡くされて、佐野君はじめご家族の皆様、とてもお気落ちされていらっしゃると思います。
お父様への想いを大事にされて、その想いが今日、明日へ生きる糧に昇華されますことをお祈り申し上げます。
謹んでご尊父様のご冥福をお祈り申し上げます。
Posted by 鈴木勝博 at 2011年08月10日 04:17
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